becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

寿都町とNUMOに「対話の場」等の公開質問状を提出

寿都町民の会【12/17 寿都町とNUMOに「対話の場」等の公開質問状を提出】
 本日寿都町議会が開かれ、議員発議で寿都町核抜き条例の提案がなされ、その後に採決されましたが、議員は4対4になり、議長採決で否決でした。
 条例に反対した5人のうち、2人の議員の反対意見は、調査のそれぞれの段階で止めることが出来る、調査では核のゴミを持ち込まない事を国は確約している、対話の場などで町民が話し合うなどの余地を残すべきだというような意見で、寿都へ核のゴミを持ち込まない事に対しては何も言っておらず、そもそも条例の反対理由にもならないと、傍聴してきたメンバーからの報告がありました。否決した議長からも、意見はなかったそうです。
 なお、賛成してくれた4人の議員は、本当に住民に寄り添った意見を言ってくれて、救いだったとのことです。
【町とNUMOに公開質問状を提出】
 NOMOのチラシ、また片岡町長からの説明など、何度も何度も「対話の場づくり」が言われているので、いったいどういうことなのか?を明確に知りたいと考え、本日付けで公開質問状を出しました。
 また報道では、あれこれと対話の場のことが記載されていますが、町民には知らされていません。そのことにも、大いなる疑問があります。私たち、どうして新聞紙上から、我が町のことを先に知るのでしょうか?役場に電話しても、決まってないと言われてしまうのは何故?
 投稿に、質問状の写真を添付します。回答が来たら、また皆様にも公開いたしますので、よろしくお願いいたします。

 

 

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www3.nhk.or.jp

寿都町議会が核抜き条例案を否決

いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、文献調査が始まった後志の寿都町で定例の町議会が開かれ、「核のごみ」の持ち込みを拒否する「核抜き条例」案が提出されましたが否決されました。

寿都町では原子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、先月から文献調査が始まっています。
これを受けて17日に開かれた定例の町議会で、4人の町議会議員が連名で「核のごみ」の町内への持ち込みを拒否する「核抜き条例」案を提出しました。
条例案には「核のごみ」を町内に持ち込ませないこと、文献調査の次の段階となる「概要調査」を受け入れる際には住民投票を行うことなどが盛り込まれています。
採決を行った結果、賛成、反対が4対4と同数になりましたが、最終的に議長の裁決で条例案は否決されました。
寿都町議会では先月、応募の是非を問う住民投票条例案も審議されましたが、同じく否決されました。
「核抜き条例」をめぐっては15日に隣の島牧村議会で可決されたほか、同じく隣接する黒松内町議会でも可決される見通しで、寿都町と周辺自治体の議会の間で温度差が鮮明になっています。

【提案した議員・町長は】
条例案を提出した寿都町議会の越前谷由樹議員は「否決となり、本当に残念です。町民の方々も残念に思っていると思います。議員の中でも認めるのは文献調査だけだと言っていた議員が、どんどん調査に賛成するような傾向になっていると思える」と話していました。
一方、寿都町の片岡春雄町長は条例案が否決されたことについて、報道陣からの質問に答えませんでした。