becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

6月11日「原発・核燃サイクルの中止を求めて」報告

原発・核燃サイクルの中止を求めて」省庁・全国市民・議員の院内集会 
 6月11日13時~ 衆議院議員第一会館大会議室

 主催:
脱原発政策実現全国ネットワーク

第1部「基調講演」

第2部「リアリング集会」

第3部「政党との懇談」

原子力防災避難に関する活動をされる全国各地の市民、議員13名、国の関係機関(原子力規制委員会環境省経済産業省内閣府)が参加して開催されました。

集会冒頭に、「22トンもの日本の余剰プルトニウムをどうするか」「核燃料政策を問う」という重いテーマで、核問題に詳しい翻訳家の窪田雅文さんを講師に迎えた基調講演がありました。

我が国の再処理事業は事実上、頓挫しており、アクティブテストだけでも深刻な環境破壊が進んでしまう状態であり、実用可能性が低いことは、以前から指摘されてきたことですが、国や事業者は、すでに手のかかる使用済核燃料の難儀な形のものとして、国が自ら決めた法律にある「全量再処理」さえも勝手に飛び越えて、イギリスに無償で委譲してしまう算段をしていました。(数度にわたって国の派遣団が交渉)これに関する議員や市民の質問に対し、わが国として「譲渡後の再処理可能性や、最終的にどうするかについては問わない」と文部科学省が無責任な回答をしたことにも大変驚きました。
それでは国が巨額をつぎ込んでいる核燃料サイクル全体にかかる巨額費用、日本原燃に毎年支払っている拠出金などは、一体なんなのか?ということになります。いずれ、外国に頭を下げることが決まっているなら、国内の原発を稼働して厄介を増やすべきではありません。

集会では内閣総理大臣 石破茂 氏宛の要望書を読み上げ、内閣府の書記官に提出しました。

要望内容は北海道の原子力防災避難計画の実行性、妥当性を問うもので、避難や避難直後の住民の命と健康が損なわれないよう、ただちに措置して欲しいこと主に7項目。

北海道の原子力防災について協調したのは2点、
①避難計画の不備が改善されるまでは、泊原発を稼働しないこと。

②経口安定ヨウ素剤は平時から30キロ圏住民に配布しておくこと。そのほか5項目については、一般自然災害でも、一年の半分が雪に閉ざされる東北や北海道にとって、必要な確認事項として除雪対策が重要とし、除雪要員の被曝防護、法の規定、避難路と運転士の確保、除雪のための重機、ガソリンの備蓄状況の確認に加え、

に国は、災害対策予算など救援に係る費用の臨時支出手続きを速やかに開始すること、救援の実働のために自衛隊の出動を迅速に決断することなどを求めました。

 

※北海道はバス協定が進んでおらず、さらに言えば北海道には災害時の避難の際のバス協定というものが、そもそも存在せず、単なる口約束に過ぎないことが、北海道庁危機管理課、現在食安全対策課への聴き取り維に拠って明らかになりました。

動画記録

www.youtube.com

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脱原発政策実現全国ネットワーク】
迫りくる巨大地震原発・核燃の想像を絶する大事故 破滅を防ぐにはどうすればよいのか 英国にある日本のプルトニウムをどうするのか プルトニウム利用を根本から問い直そう!
プログラム:
・第1部 基調講演
13:2013:50
核燃料サイクル政策を問う-英国の決断と日本-」 田窪雅文さん(ウェブサイト「核情報」主宰)
・第2部 ヒヤリング集会
13:5015:20
テーマ
Ⅰ 余剰プルトニウムをどう削減するのか
Ⅱ 重大事故のリスクを隠蔽し、なぜ再処理を続けるのか
核燃料サイクルの総事業費について
Ⅳ 事故時の避難計画について
出席 省庁: 原子力委員会、資源エネ庁、規制庁、文科省経産省内閣府(要請中)
パネラー(敬称略): 議員: 阿部知子 近藤昭一 山崎誠 逢坂誠二 大河原まさこ 佐原若子 辰巳孝太朗 大椿ゆうこ 川田龍平 岩渕友 福島瑞穂

市民: s山田清彦 永田文夫 大石光伸 服部良一 守田敏也 松久保肇 中嶌哲演 池島芙紀子

・第3部 政党との懇談会
協 力: 超党派国会議員連盟 「原発ゼロ・再エネ100の会」(事務局:阿部知子事務所)

日本消費者連盟 原子力資料情報室 ふぇみん婦人民主クラブ 原子力行政を問い直す宗教者の会 たんぽぽ舎 原発をなくす全国連絡会 緑の党グリーンズジャパン ストッププルトニウム神奈川連絡会 原水禁 国の理想ネットワーク 浜岡原発を考える静岡ネットワーク 再処理止めたい!!首都圏市民のつどい さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト 未来の福島子ども基金 原発設置反対小浜市民の会 核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 三陸の海を放射能から守る岩手の会 ベクレルフリー北海道

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