becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

「幌延深地層処分研究施設での国際共同研究プロジェクト」 オンライン講座

幌延の研究に「NUMO」を参加させるための

「国際共同プロジェクト」を検証する学習会

 日本原子力研究開発機構(以下原子力機構)は、2月、幌延深地層研究センター地下施設を利用した「国際共同プロジェクト」の開始を明らかにしました。このプロジェクトは国内外から10機関が参加を予定していますが、その中に高レベル放射性廃棄物処分実施主体の「NUMO」が入っています。
 幌延"核のゴミ”処分研究を検証する会は、幌延の研究に「NUMO」が参加することは、北海道、幌延町、原子力機構の三者で結んだ協定(三者協定)の第3条「実施主体(NUMO)に研究所を譲渡、貸与しない」違反として「NUMO」参加を認めないよう道に申し入れていますが、道は「原子力機構が三者協定を守ると言っている」と根拠のない回答をしています。

 道はHPで、この「プロジェクト」を含む令和4年度の調査研究計画に対する「質問や疑問」を5月15日まで募集をしています。URLは次の通りです。
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/horonobe/108341.html


「国際共同プロジェクト」を検証します。
日時:5月10日(火)午後7時~午後8時30分
講師: 東   道  核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会事務局・稚内市在住
    滝川 康治  ルポライター・下川町在住

参加者による意見交換など
Zoomによるオンラインで無料
皆様の参加をお願いします。
[申し込み]
参加希望の方は「お名前」「ご住所」「電話番号」「メールアドレス」を明記し下記までお申し込みください。
[申込先]
yakuhi5@gmail.com  家倉 博  幌延"核のゴミ”処分研究を検証する会


JAEAが新たなる枠組みで国外機関(ロシア、ルーマニアブルガリア、台湾、オーストリア)との研究協力や、国内機関との研究協力(北海道科学大学東京大学京都大学名古屋大学幌延地圏環境研究所、産業技術総合研究所電力中央研究所原子力規制庁) 、そのほか、OECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)の協力のもと、幌延国際共同プロジェクト(Horonobe International Project:HIP*16)を令和4年度から新たに開始するとアナウンスをしました。また、現在、北海道はこの件を含む令和4年度調査研究計画について道民の意見を募集中。締め切り5月15日
最終処分実施主体であるNUMOの関与があるため、三者協定に触れる可能性があるのではないかと考えられます。
 https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/horonobe/109746.html
この件について、お一人でも多くの道民に興味をお持ちいただき、意見を提出していただくために、幌延問題を検証する会がオンライン講演会を計画しています。