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NO NUKES,ONE LOVE

北海道原子力防災訓練報告② PAZ住民避難先 札幌2ケ所

【避難地域からの受け入れ自治体/札幌からの報告】

道民視察団K氏からの報告

11:00 札幌市南区川沿 体育館着

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 泊村職員、北海道庁、その他の職員も到着、受付準備開始・・・写真②

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南区体育館入口・・・写真①

11:28 第一陣到着、中学生たちだろう。・・・写真③

バスは全部で7台、順次到着、最終バスは12:10到着

学童たちが4台と住民たちが3台ではなかったかと推定するが、確認できなかった。(道路の除雪工事のためか、バスが南区体育館ではなく、アパホテルに到着したため)

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体育館内にて何事か訓示を聞く第一陣・・・写真④

千歳中央バスの運転手に確認した所、渋滞はなく順調に走行できたとのこと。好天であり、気温も9度Cと高かった。バス合計7台(泊村のバス3台、中央バス1台、千歳中央バス1台、他2台は確認できなかった)南区体育館での受け付けを済ませ、隣のアパホテル&リゾートで昼食、南区体育館での受け付け職員たちは12:30撤収。Kも退去。

 

◆ ◆ ◆

ガトーキングダムで実施された神恵内村民避難受入れ訓練報告>

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道民視察団 M氏からの報告 札幌市北区 ガトーキングダムサッポロ

池田副村長の挨拶。

避難訓練は2012年度より毎年実施している。今回は避難訓練はここで終了し、これからは避難施設についての研修会になる。

一泊して明日は泊発電所と(聞き取れず、多分)オフサイトセンターの視察を経て帰村とのスケジュール説明。

ガトーキングダム三木常務、木村ジェネラルマネージャーより施設の説明。

先ず昨年の胆振東部地震では当施設は自家発電により停電なし。

ガソリンが切れない限り(非常用電源は)大丈夫だが、地震の場合は規則でエレベーターが使えないため、高層階に宿泊した場合は階段での昇降を強いられるというメリット・デメリットの説明あり。

広いのでどこに何があるのかこれから自分の目で確かめてくださいと室外へ移動、我々(視察者)はここで退去した。

 

折からの暖気で予定が早まるのを想定して現地に3時に到着

道の職員2人がホテルに入るところで、待機していた神恵内職員3~4名と合流。

(その時点で)余市ポスフールでバスの位置確認の訓練を実施し、ガトーキングダムに向かうという。(予定通り4時過ぎに到着する、16名が搭乗との連絡)

16:10 到着した大型バスから下車した村民は疲れた様子もなく3階の会議場へ。

一行は30代とおぼしき男性二人以外は50代以上の高齢者で夫婦連れが半数以上。訓練なので当然かもしれないが静かで会話も殆どなし。

16名の村民以外は神恵内職員7名、道職員3名、TV局クルー3名、ジャーナリスト2名、

施設関係者2名、視察者当人(1名)。

見学の許可を申し出でたところ、神恵内職員の女性が対応、道民視察団のことは予め伝わっていたようで、好意的な挨拶が返ってきた。すべて道職員は裏方で、神恵内側が主体的に対応し、ヨウ素剤配布について聞いたところ、バス乗車前に配布した。

 

■M氏の視察の感想■

神恵内村ガトキン、共和村はルスツ等、自治体ごとに避難先が定められており、有事の際の避難行動と避難先での過ごし方を実際に体験することを繰り返し、円滑に実施できるようにすることがこの避難訓練の目的であることが理解できました。冬季の訓練としては想定外の陽気で、多少弛緩した空気はあったものの、本番と同じことを行った訳だが、問題は16名しか参加しなかったこと。毎年繰り返してもどれだけ村民に浸透するか、村民の意識向上が求められるとともに、壮年世代の参加が少なかったことから週末の実施も検討すべきでないかなどいろいろ考えさせられました。

私の町内会でも年二回の防災訓練で参加するのは一握りで、常連ばかりという困った事態で、AEDの操作方法や簡易担架の作り方などは一度習っても見事に忘れるもの、

繰り返し訓練を受けることで初めて本番で狼狽えずに対応できるものです。

添付写真

①ホテル案内板 ②バス到着 

③池田神恵内副村長挨拶 ④TV局取材中に撮影

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以上 報告③へ続く。

 

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