becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

北海道原子力防災訓練に関する質問への回答 2

北海道原子力防災訓練に関する質問への
北海道からの回答2

2.避難路について
【質問2-1 】
国道229号線道道998号線を避難路とした場合、冬期間は強風と凍結が心配されます。大地震が起こった場合には橋自体が損傷・崩落して通行できない場合の対策はどうなっていますか?
<回答2-1>
原子力災害時に道路等が寸断されるなど、陸路での避難が困難となる状況が発生した場合には、自衛隊や警察、海上保安庁などに協力を要請し、空路や海路を使った住民輸送の確保などを図ることとしております。
 
【質問2-2 】
国道229号線の年間通行止め期間実績(各月ごとおよび年間合計)とその理由を、泊村
らの北回りおよび岩内町からの南回りに分けてご提示ください。
<回答 2-2 >
北海道開発局によると、平成26年度における国道229号線の通行規制の実績は次のとおりです。
 

f:id:emikamassion:20160119155012j:plain

【質問2-3 】
道々998号線の年間通行止め期間実績(各月ごとおよび年間合計)とその理由をご提示ください。
 

f:id:emikamassion:20160119155502j:plain

【質問2-4 】

10月8日、9日の嵐の日には国道229号線道道998号線の当丸峠越えの山道の両方とも通行
止めとなりました。これらの道は、冬ばかりでなく、年間を通して気象条件により時折通行止
めになっていますが、有事の際は通行できるよう措置される予定が立てられているのか?
<回答2-4>
避難道路が自然災害等により被害を受けた場合、北海道地域防災計画においては、国、道その他の関係機関は状況を速やかに把握の上、道路管理者は道路の復旧作業を行うこととしております。また、道においては、現在、道道泊共和線の一日も早い完成に向けて取り組んでいるところであり、今後とも、行き止まりとなっている道路の解消や冬期間の通行止めの緩和に向けた検討など後志管内の避難道路網の整備を着実に進めてまいる考えです。
なお、陸路での避難が困難な状況が発生した場合には、関係機関の協力のもと、空路や海路を使った避難を行うこととしており、道としてはこうした措置が確実に行えるよう、今後とも、関係自治体や関係機関と協議を重ね、気象条件や複合災害など様々な事態を想定した防災訓練を繰り返し実施してまいります。
 
<回答3に続く>