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北海道原子力防災訓練に関する質問への北海道からの回答 3

北海道原子力防災訓練に関する質問への
北海道からの回答3

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3.体表測定・スクリーニングについて

【質問3-1】
冬季に屋外でのシャワーは北海道においては考えられません。今回、湯別の湯で環境が整っていましたが、他の体表測定場所では、屋内に設営することが可能でしょうか?
そのような場所は当日の風向き別に、どういった地点に設営されることが想定されていますか?
【質問3-2 】
想定されている個々の体表測定所では、シャワーをどこにどの様に設営し、冬季の場合、夏季に比較してどの程度、燃料等を余分に要すると見積もっているのか?
<回答3-1、3-2>
回避難退域時検査における簡易除染について、国のマニュアルでは、原則としてウェス等によるふき取りを行うものとされており、今回の訓練では、ふき取りによる除染のほか、流水を用いた除染自衛隊により訓練として実施したところです。
道では、様々な事態に対応できるよう、屋内施設を有する場所も含め、25箇所の検査場所候内補地を用意しており、季節や天候など実際の災害時の状況に応じて、適切な場所を選定し対応してまいります。
<添付資料> ○避難退域時検査場所候補地一覧

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/gat/bousai/H27-01shiryo4.pdf

 

【質問3-3】 

除染で出た汚染水はどの様に回収または処理され、どこに保管または移送されますか?
<回答3-3>
仮に流水による除染を行った場合における汚染水の処理は、外部への影響等がないよう、原子力事業者により適切に行うこととし、今後電力事業者と協議を進める予定です。

【質問3-4】
除染用の水の必要備蓄量の推定、及び、備蓄場所の検討は行われていますか?(昨年の市
民団体への回答では行われていないとのことでしたが、現在状況は変わっていますか?)
<回答3-4>
先述したとおり、簡易除染については、原則としてウェス等によるふき取りを行うものとされており、流水を用いて簡易除染を行う場合の水の備蓄量の推定等は行っていません。