becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

東海再処理施設・六ケ所再処理施設情報(ウラン・プルトニウムの未回収分)

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六ヶ所再処理工場の先行施設である「東海再処理工場のガラス固化もうまくいっていないようだ。」(再処理や使用済核燃料周りに感心のある人々の間では六ケ所だけでなく、「我が国の再処理事業は破綻している」とかなり以前から断じているが…)

来年5月にもガラス固化を再開する話になっているが、先ずは置き場の確保が大事だ。
廃液の貯蔵量が多いのに、ガラス固化体の置き場が少ないので、増設計画が出ている。
高放射性廃棄体と低放射性廃棄体ーこれらは、いずれも六ヶ所村に搬入されるものではない。
東海再処理工場は商業用原発のゴミとは扱いが違う。
将来は医療系放射性廃棄物最終処分場に行く計画があるようだが、候補地探しが全く進んでいない。
東海再処理工場のガラス固化体も最終処分場に搬出されるという理解でいいのか?
発電所のゴミと研究所等のゴミは扱いが違う。
最大870㎥も貯蔵できるというのは、脅威。
六ヶ所に比較すると多い。沸騰・爆発した場合、日本壊滅は間違いない。
 
■六ケ所村 再処理に関する資料■
 
https://www.jaea.go.jp/02/press2020/p20103002/s02.pdf
この資料の(表紙を入れて)124ページ目
各貯槽に所蔵された廃液の量の一覧には、
合計が約340立米になるとある。
分離精製工場の分がどこに載っているかは確認できない。
154ページあたりに廃液の組成表では、ウランとプルトニウムは塗りつぶされている。
よほど秘密にしておきたいのだろう。

これが明るみになると,未回収分の問題が出てくる。
回収率の悪さがはっきりするため秘密にしているのか?
しかし,これら(ウラン+プルトニウム)がガラス固化体にどれだけ含まれているか不明のものを最終処分するなどとしていることはありえない。(大変危険!)
国はあくまでも,人々よりも核事業者側に立つていることがわかる。