【原子力防災訓練/泊村村民からの情報】報告
本年、2016年11月13.14日に行われた原子力防災訓練の視察団の報告をまとめているところですが、以下に視察内容とは別に、泊原発立地自治体住民から寄せられた避難訓練関連情報をお知らせします。
◆訓練実施については、泊村役場からの文書で参加希望の募集があった。参加可能な住民は、バスか自家用車どちらで参観するか事前に役場に届け出た。数日後に職員が参加すると申し出た村民宅を訪問、首からかけるタイプの参加証、車による避難をしたと記す自宅に貼るためのステッカー、説明する文書など一式を受け取ると共に、口頭で避難訓練の流れなどの説明を受けた。
配布された文書には、交通費(ガソリン代、高速料金)の支給について記されていた。
文書への記載はなかったが、住民からの質問に対し、
泊村では支給されるとお知らせがあったが、共和町ではそのような話は聞いていない。
◆原子力防災訓練開始のお知らせは村内有線街頭放送があった。
初日は8:30に第一報、8時45分に携帯電話に防災情報の警告情報として連絡があった。
1度目は日本語、その後、2度目のお知らせは英文だった。
※道民視察団がとまりん館に居た14:30に丁度、数度目の役場からの街頭放送があり、
「要配慮者は高台に避難を開始、一般住民は屋内退避するようアナウンスがあった。
◆中学生、小学生、保育園児は公の訓練業務として行った。
<以下は問題点の指摘>
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5km圏内 住民バスで避難 泊原発・原子力防災訓練
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000087723.html
北海道電力・泊原発3号機の事故を想定した国の原子力防災訓練が13日から行われています。現地の対策拠点から報告です。
(山上暢記者記者報告)
泊原発から約10キロの場所にあるオフサイトセンターです。14日の訓練は泊原発3号機から放射性物質が漏れたという想定で行われています。午前9時から、原発から5キロ圏内の泊村では住民150人をバスで避難させる訓練が行われています。住民は落ち着いた様子で約70キロ離れた札幌市へ避難しました。途中、渋滞が予想される国道の交差点では、看板や警察官の指示による交通整理の訓練も行われました。この後、放射性物質が周辺に及んでいるという想定で、30キロ圏内の住民の避難も始まります。訓練は約1万4000人が参加し、外国人観光客の誘導なども行われます。