becquerelfree’s blog

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道議会 エネ特委員会内で保守議員が泊原発に関する質問発言

北海道議会 産炭地域振興・エネルギー調査特別委員会北海道議会エネルギー特別委員会で
保守議員が泊発電所について、暗に一方的に再稼働の有用性を道民に理解させようとする意図の発言をしている。このような流れは本年度の委員会が始まった6月以降、特に8月のあたりから顕著になり、発言者を変えて保守議員が次々に同様の発言をし始めている。
今回は、単に道民に分かりやすく理解させるために有識者委員会を開くよううながしているにすぎないが、原子力規制委員会の審査結果がどうあっても、安全対策が全くされておらず、対策工事の完成予定の見通しもないまま、昨年の裁判で停止を命じる判決が出されたため、防潮堤をはじめとする対策無しに稼働する可能性はない。
 
■2023年12月13日(水)午後1時から開催された北海道議会 産炭地域振興・エネルギー調査特別委員会北海道議会エネルギー特別委員会では、北海道民の傍聴者は9名、うち一般市民は5名。
議事内容
 ・道外調査変更の件 ・令和5年度新エネ関係事業に係る事業計画の認定に関する報告聴取の件 
(マスコミに配布される資料が、一般傍聴者には配られないため、内容を早口で読み上げるような場合、一般傍聴者が正しく理解することは難しい)
・閉会中における請願継続審査申し出の件-現在10件の請願がエネ特委で継続審査となっている。すべて継続審査することで了承された。
 
質問発言 角田一 つのだ・はじめ(自民)議員の発言趣意 泊発電所について
 ・2021年に規制委による泊原発の審査会合で敷地内断層について北電の主張が概ね妥当と評価された際、原子力専門有識者会合が開かれた。本年、基準地震動が規制委により認められたが有識者会合が開かれていない。開くべきではないか。また、道民に対して分かりやすい言葉で情報提供をすべきではないか。
回答 有識者会合は来月下旬に開催の予定。分かりやすい表現を北電に求めるとともに、道民にも適切に情報提供していく。
 
以上
 
※今後も、道議会内での保守議員の原子力関連発言を注視し、報告します。