https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/corporate/ir/stock_info/pdf/97extraordinary_report.pdf
北海道電力株式会社が6月25日の総会後、30日に議決講師結果など
臨時報告書を出しました。
株主の共同株主提案は第5から10号まで秘訣されていますが、
第9号、10号の2議案で、これまでにないほど高い賛成率を得ています。
【共同株主提案議案 (以下はタイトルのみ)】
第5号議案 泊発電所を閉鎖する。
第6号議案 感染症対策下の原子力防災
第7号議案 核廃棄物処分は発生責任事業体の本会社が処分する。
第8号議案 石狩湾新港ガスタービンコンバインドサイクル発電所と京極揚水発電所を
前倒しで建設する。
第9号議案 相談役、顧問の廃止
第10号議案 取締役および顧問への報酬の個別開示
この理由として第4号議案で会社側の提案で、「役員が年次報酬以外に会社への貢献度をポイント制で与えられ、利益の配分をするという新しいシステム」を提案したことに拠る批判も影響していたかもしれない。
株主らは無配、低配当を9年も強いられてきた。株価も下がったまま、回復していない。電力消費者へ値下げで還元することも講じていず、(2011年2月と2021年3月比)このことから、一部会社役員だけで利益を分け合うような社内次世代に対してもフェアとは認めがたい新システムに対し、すべてのステイクホルダーへ胸を張れないものであると言わざるを得ない。
以上
道新2021年7月1日の記事
↑ 第97期報告書