becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

第2回神恵内村「対話の場」報告6月30日

https://www.numo.or.jp/topics/taiwa_kamoenai_0630.

神恵内村 対話の場(第2回)が行われました。

■前回、招集された村民20名で前回「異議なし」と言う言葉で決められたかのようになった「対話の場の会則(案)」は、承認されたとして良いかどうかが今一度、多数決(挙手)によって確認、再び承認された。
続いて、本日の参加者の中から3名、自薦で「運営委員」を決めた。

村民のうち一人が「このような対話の場はおかしい、資金はどこから出されるのか、
委員も自分でお金を出すべきではないか、村の未来をNUMOと話すのはおかしい」など意見を盛り込んで会則修正案を出したとしていたが、運営委員に意見を預けられ、次回以降の話し合い事項として列記されたことを分類訳し、都度、今後話していくとした。
ファシリテーター:大浦氏)


次 第
1.日時:2021 年6月30日(水)18:30~20:30
2.場所:神恵内村漁村センター
3.次第:
(1)第1回の振り返り(公開)
・会則や公開方法 等
(2)ワークショップ(映像のみ公開)
地層処分について思うこと
・振り返り

神恵内村対話の場会則
神恵内村原子力発電環境整備機構(以下「NUMO」という。)が共同で設置した神恵
内村対話の場(以下「対話の場」という。)の運営について、以下のとおり定める。
(目的)
第1条 対話の場は、高レベル放射性廃棄物地層処分事業(以下「地層処分事業」とい
う。)について、その仕組みや安全確保の考え方、文献調査の進捗状況等の情報をもとに
意見交換を行うこと、及び地域の将来ビジョンに資する取り組みについて意見交換を行
うこと、を通じ広く神恵内村民に地層処分事業等の理解を深めていただくことを目的と
する。
(活動)
第2条 対話の場は、前条の目的を達成するため、次の活動を行う。
(1) 対話の場の活動内容等を村、村議会及び村民へ報告・情報提供すること。
(2) 前条に掲げる議論を村の中でさらに拡大・展開するため、様々な活動を企画する
こと。
(3) その他対話の場の目的を達成するために必要と認められる活動。
(組織)
第3条 対話の場は、村内の各種団体及び地区の代表者並びに公募により選定された15
歳以上の村内在住者による20名程度の委員をもって構成する。
2 委員は、お互いの意見を尊重し、穏健な運営に努める。
3 対話の場には、委員以外の者を出席させ、説明を求めることができる。
(任期)
第4条 委員の任期は、対話の場第1回開催の日より1年間とし、再任を妨げない。
2 委員は、事故その他やむを得ない理由があるときは辞任することができる。
3 委員に欠員がある場合は、補充することができる。
ファシリテーター等)
第5条 対話の場には、対話の場の進行役として、原則、ファシリテーターを参加させる。
2 対話の場には、説明、質疑応答等のため、原則、国及び NUMO の職員を参加させる。
3 対話の場には、必要に応じて、オブザーバーを参加させることができる。
(運営委員会)
第6条 対話の場の運営を円滑に遂行するため、対話の場に運営委員

2 運営委員会の委員は、委員の互選により3名選出する。
3 運営委員会は、前項で選出された委員3名、NUMO 及びファシリテーターで構成する。
4 運営委員会には、説明、質疑応答のため国の職員を参加させることができる。
5 運営委員会は、非公開とし、対話の場の開催に当たって、対話の場のスケジュール、
テーマ、進行方法等の運営事項について、協議する。
6 その他対話の場の運営に必要な事項については、運営委員会において協議し、必要に
応じて委員に諮る。
(委員の権利と責務)
第7条 委員は、対話の場において自由に発言することができる。ただし、発言は、対話
の場の目的、及び活動内容に資するものに限ることとし、詳細は別途定める。
(対話の場の公開)
第8条 対話の場の運営にあたっては、場の透明性を確保するとともに、委員がそれぞれ
の立場を超えて相互に忌憚なく自由闊達な意見交換が行われることに十分配慮する。
(謝金)
第9条 対話の場及び運営委員会の開催に当たっては、委員に、「神恵内村公職者等の報酬
及び費用弁償に関する条例」に準じて、日当及び交通費相当額を謝金として支払うこと
ができる。
2 対話の場の開催に伴う委員の事故等に備え、損害保険を担保する。
(事務局)
第 10 条 対話の場の事務局は NUMO が行い、運営に必要な経費は NUMO が負担する。
神恵内村は、対話の場の運営、調整等について事務局に協力する。
附 則
この会則は、令和3年4月15日から施行する。

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第2回 対話の場を始めましょう

 

今日の流れ
ファシリテーターの立ち位置の確認
• 対話の場のルールの確認
• 前回の振り返り
• はじめの対話(休憩を含む)

• まとめ

 

ファシリテーター
立ち位置の確認

NPO法人
市民と科学技術の仲介者たち
モットー
• 私たちは、市民が科学技術を良く知り、正しく恐れる活動に関
わります。
• 私たちは、科学技術問題を扱う場の仲介者として、企画と進行
をお世話します。
• 私たちは、予め答えが決まっている場には関わりません。
• 私たちは、何らかの答えを誘導するような行為には関わりませ
ん。
5
私たちは誰のためにここにいるのか?
私たちは、
対話の場に参加してくださっている皆さん
神恵内村に心を寄せてくださっている皆さん
将来世代の皆さん
のために、この場にいます。

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※報道記者から質問を受けたのち、20:57分に閉会