becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

平成28年原子力防災訓練の実施に関する情報

第32回原子力規制委員会の会議で明かされ、プレスリリースした
原子力防災訓練の実施に関する情報について。
 昨年は伊方で行われたくにの原子力防災避難訓練は、今年度は北海道で行われます。
 末尾に本日の規制委員会での会議動画録のURLを転載しました。資料と共にご覧ください。
 
 訓練内容についても眺めたうえで、9月18日の安全対策説明会に参加されると、
現実味のある防災に関する質問が出来ると考えます。
泊発電所の安全対策等に関する説明会9月18日(日) 受付1600~ 開始 1700~ 
ホテルさっぽろ芸文館 3Fロイヤルホール(札幌市中央区北1条西12丁目) 問合せ 011-251-1111(北電広報部「説明会係」)
※ただし、防災訓練内容については国と北海道の管轄であり、原子力事業者は避難
については発言の立場にないと主張するのが電力会社のスタンスなので、質問の際
電気事業者の責任の範疇で指摘すべきことを示す必要があるでしょう。
 
 国は9月14日、この会議資料でもまだ詳細な日付までは明かしておらず、
「11月中旬」と、マイルドな表現をしています。
 ※泊発電所周辺自治体は実施日見当を13あるいは14日(日・月)辺りとしています。
 
 本年行われる日本の原子力総合防災訓練は、持ち回り当番制で北海道となっています。
 以下に発表された概要など資料を添付します。
 
 住民が一日で帰宅できるような規模の原子力有事を想定? 
 いま、まさに避難計画と訓練内容を検証すべきです。 
                    
                報告:ベクレルフリー北海道 マシオン恵美香
 
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「平成28年度原子力総合防災訓練計画」に対する原子力規制委員 会の意見について 
 
別紙2 
平成28年度原子力総合防災訓練(案)の概要 
1.原子力総合防災訓練の概要 原子力総合防災訓練は、原子力災害の対応体制を検証する
 ことを目的として、原子力災害対策特別措置法に基づき、原 子力緊急事態を想定して、国、地
方自治体、原子力事業者等 が合同で実施する訓練。 
 
2.平成28年度原子力総合防災訓練の概要
(1)対象 北海道電力株式会社 泊発電所 
(2)実施時期 平成28年11月中旬
(3)想定事象 泊発電所において、地震発生を契機として事 態が進展し、原子炉への注水機能
喪失により 全面緊急事態に至り、放射性物質が放出され る事象を想定。 
 
訓練目的 
①国、地方公共団体原子力事業者における 防災体制の実効性の確認等 
原子力緊急事態における、中央と現地の体 制やマニュアルに定められた手順の確認 
③「泊地域の緊急時対応」に基づく避難計画 の検証
④訓練結果における教訓事項の抽出、緊急時 対応等の改善 
原子力災害対策に係る要員の技能の習熟等
 
 (5)訓練内容 原子力災害対策本部及び原子力災害現地対策 本部の設置、原子力緊急事態宣言の発出、原 子力災害対策本部会議の開催、住民の避難 等
 
 以下は添付資料を参照してください 7ページから16ページまで。
 
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http://www.nsr.go.jp/data/000163706.pdf
資料1 「平成28年度原子力総合防災訓練計画」に対する原子力規制委員会の意見について
 
第32回原子力規制委員会(平成28年09月14日)動画記録