原子力やエネルギーに関連する法案が続々と通過し、再び原子力を取り巻く環境が
震災以前のように、あるいは、更に気難しいことになってきた印象を持ちます。
昨年 平成27年11月27~28日 室蘭市において、経産省資源エネルギー庁の主催に
より、金属廃棄物の利用技術開発についての説明会が行われました。
震災以前のように、あるいは、更に気難しいことになってきた印象を持ちます。
昨年 平成27年11月27~28日 室蘭市において、経産省資源エネルギー庁の主催に
より、金属廃棄物の利用技術開発についての説明会が行われました。
北海道内で行われる放射性金属廃棄物の加工問題
http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2016/05/30/225532
北海道内で行われる放射性金属廃棄物の加工問題
◆原発廃炉で発生したクリアランスレベル(Cs100Bq/kg以下)の金属加工事業
(低レベル放射性廃棄物の処分用容器として再利用)は既に、室蘭で開始されてい
ます。
取り扱われる放射性を帯びた金属廃棄物は、特定放射性廃棄物ではないものの、
放射能汚染された物質の加工によって、道内で行われ、これが既成事実となる事に
懸念を抱きます。
◆これまでにも、政府と道は、震災瓦礫問題の裏で汚染プラスティック等放射性物
質を含む有価物(燃料)の流通を野放しにしていました。
◆3.11後、政府は、「再利用のクリアランスレベルは、Csで100Bq/kg、一般ごみと
して処分できるクリアランスレベルは8000Bq/kg(Cs)」と規定を歪め、最近、指定
廃棄物の公共事業における再利用レベルを8000Bq/kg(Cs)と基準値のボーダーを上方
修正しました。
上記の例のように、事業として取り扱うものの放射能レベルの規定が、配慮無く、
事実上、なし崩しに上げられています。
この問題は、室蘭市だけでなく、道内外で、より高い汚染レベルの放射性物質取扱
い問題へと拡大していく懸念があります。
放射性物質で汚染されたものの輸送・加工・その製品をさらに移送する過程で、被
曝労働を伴い、汚染の周辺への漏えいの心配、周辺住民の方々の生活の安全が脅かさ
れる惧れがあります。
【北海道には道条例があります。】これは「特定放射性廃棄物」に関するものであり、
語尾も頼りないですが、例えば、東日本大震災直後の「燃焼可能な災害瓦礫の道内受
http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2016/05/30/225532
北海道内で行われる放射性金属廃棄物の加工問題
現在、すでには始まっている事業です。このまま放置するわけにはいきません。
北海道内への、さらに高いレベルの放射性廃棄物持ち込みに発展する危惧がある問
題であると捉えます。
北海道内への、さらに高いレベルの放射性廃棄物持ち込みに発展する危惧がある問
題であると捉えます。
◆原発廃炉で発生したクリアランスレベル(Cs100Bq/kg以下)の金属加工事業
(低レベル放射性廃棄物の処分用容器として再利用)は既に、室蘭で開始されてい
ます。
取り扱われる放射性を帯びた金属廃棄物は、特定放射性廃棄物ではないものの、
放射能汚染された物質の加工によって、道内で行われ、これが既成事実となる事に
懸念を抱きます。
◆これまでにも、政府と道は、震災瓦礫問題の裏で汚染プラスティック等放射性物
質を含む有価物(燃料)の流通を野放しにしていました。
◆3.11後、政府は、「再利用のクリアランスレベルは、Csで100Bq/kg、一般ごみと
して処分できるクリアランスレベルは8000Bq/kg(Cs)」と規定を歪め、最近、指定
廃棄物の公共事業における再利用レベルを8000Bq/kg(Cs)と基準値のボーダーを上方
修正しました。
上記の例のように、事業として取り扱うものの放射能レベルの規定が、配慮無く、
事実上、なし崩しに上げられています。
この問題は、室蘭市だけでなく、道内外で、より高い汚染レベルの放射性物質取扱
い問題へと拡大していく懸念があります。
放射性物質で汚染されたものの輸送・加工・その製品をさらに移送する過程で、被
曝労働を伴い、汚染の周辺への漏えいの心配、周辺住民の方々の生活の安全が脅かさ
れる惧れがあります。
【北海道には道条例があります。】これは「特定放射性廃棄物」に関するものであり、
語尾も頼りないですが、例えば、東日本大震災直後の「燃焼可能な災害瓦礫の道内受
け入れ拒否」を求めた際など、これを拠り所とした交渉や要請の場面では、これまでも、そ
れなりの効力を発揮していました。
しかし、次々に改悪される核関連法案や実際に行われてる「放射性物質の拡散」や
労働者被ばくへの懸念、原発再稼働、核のゴミ問題の行方を考えるとき、ゆっくりと
している場合ではないと思えます。
私たちは、この問題にしっかり向き合い、正しい情報を手にする一方、素早く反応
し、意志を明らかにすべきです。躊躇している暇はないと判断しました。
国の機関、北海道、この始業に関係する自治体(苫小牧市、室蘭市)、事業委託され
ている企業に対し、質問や意見をお伝えすべきと考え、皆様に呼びかけます。
専門的な知識や、この件に関する情報をお持ちの方は、ご一報ください。
また、賛同してくださるグループ または、個人に広く呼びかけます。
下記に、お知らせください。
宜しくお願いします。
れなりの効力を発揮していました。
しかし、次々に改悪される核関連法案や実際に行われてる「放射性物質の拡散」や
労働者被ばくへの懸念、原発再稼働、核のゴミ問題の行方を考えるとき、ゆっくりと
している場合ではないと思えます。
私たちは、この問題にしっかり向き合い、正しい情報を手にする一方、素早く反応
し、意志を明らかにすべきです。躊躇している暇はないと判断しました。
国の機関、北海道、この始業に関係する自治体(苫小牧市、室蘭市)、事業委託され
ている企業に対し、質問や意見をお伝えすべきと考え、皆様に呼びかけます。
専門的な知識や、この件に関する情報をお持ちの方は、ご一報ください。
また、賛同してくださるグループ または、個人に広く呼びかけます。
下記に、お知らせください。
宜しくお願いします。
<署名>
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マシオン恵美香
ベクレルフリー北海道 代表
核ごみ問題研究会 (呼びかけ人)
泊原発の廃炉をめざす会 (核ゴミ問題担当世話人)
電子 メール: emika69@yahoo.co.jp
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※室蘭での説明会での配布資料
<参考資料>
http://ko.twitcasting.tv/qzv00507/movie/219715477?hl=ko
クリアランスレベル廃材の再利用プロジェクト 住民説明 室蘭市
http://dd.hokkaido-np.co.jp/event/018769.html
廃炉になった原子力発電所から再利用可能な金属を取り出し、有効活用する技術開発事業についての住民説明会。
http://www.meti.go.jp/policy/policy_management/26fy-seisakuhyouka/53a.pdf
原子力発電所等金属廃棄物利用技術開発
http://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1506/150605a/
平成27年度「管理型処分技術調査等事業(原子力発電所等金属廃棄物利用技術開発)」の企画競争による委託先の募集について