計画撤回の風向きは?~署名・ミニチラシ・声明文
会員および賛同者のみなさまへ
環境省による「PCB処理に名を借りた放射能ゴミ」の室蘭持ち込み計画が発表されてから、廃炉金属ウォッチャーズ事務局も、手探りながら、カラ回りしながらも、とにかく動いています。
通信No33の内容と若干前後するものもありますが、今回は声明文と署名についてお伝えします。
(5/2の学習会に参加いただいた方々には、そこでお話ししたことと、内容が一部重複しています)
ウォッチャーズは4/22に「声明」を発表しました。平成17年に室蘭市と北海道とJESCOが結んだ協定書には、「放射性物質が付着したPCB」の受け入れは想定されておらず、本計画は協定違反、約束違反であるとして、受け入れに反対する声明です。(声明文は2021年4月27日のブログにてお読みいただけます) この声明文は、室蘭市・登別市・伊達市のすべての市会議員、市長、環境部・環境課に配布いたしました。5/6には登別市長に直接手渡すとともに、懇談することもできました。なお、声明文は長くて難しくて読めないという声がありましたので、要点をまとめたミニチラシ(A5判)[添付]も作成しました。周りの人に説明する際にご利用ください。
今、ウォッチャーズが全力で取り組んでいるのが「署名」です。北海道にお住まいの方を対象としています。道内在住の方はもちろん、道外の方はお知り合いに声をかけていただけると幸いです。署名そのものは室蘭市長に提出しますが、北海道知事と環境省には「○筆集まりました」という報告をしたいと考えています。たくさんの署名が集まれば、それはこの計画撤回の大きな力になるでしょう。署名用紙も[添付]しますので、よろしくお願いいたします。締め切りは5月末日です。
【風向き】3/31に開かれた「室蘭市議会民生常任委員会」を傍聴しましたが、どの会派の議員でも、この計画に疑問を呈していました。また、4/28の市長への質問書提出の際、市長は「報道は、市は受け入れに前向きと書いているが、そういうことはない」と述べました。北海道新聞や室蘭民報、NHK室蘭支局などもこの件を積極的に報じていて、市民への問題提起に大きな力となっています。 *原発事故後の原子力政策は、「非汚染地域の住民を無用な被ばくに曝す、人権無視、悪平等政策」であると思います。市民の声が大きければ撤回できる! 風向きは必ずしも悪くない!
★講演会のツイキャス録画をブログにアップしました。画像は見づらいですが、音声を聴いていただければと思います。
★通信No33で「質問書」を添付しました。こんな質問はどうだろう?などありましたら、メールで伝えてください。質問第2弾も考えています。
★声明文をPDFでほしい方がおられましたら、メールでお知らせください。
ウォッチャーズブログ https://hairokinzokuwatchers.blogspot.com/
saiensuki@frontier.hokudai.ac.jp 柳田B(メール担当) (2021/05/09)
署名用紙