becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」設立宣言文


子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会設立宣言文

寿都町の皆さん、北海道の皆さん、全国の皆さん、わたしたちは「子どもたちに核のゴミのない寿都町民の会」です。

8月13日、片岡春雄町長が「高レベル放射性廃棄物最終処分選定の文献調査への応募」検討していると北海道新聞朝刊にて報じられました。地元の寿都町民は何も知らされておらず、寝耳に水の状態でした。

私たちは声を大にして叫びます。私たちの町に核のゴミはいりません。美しい海と山と川にそんなものは似合いません。

寿都では、春になると、山では山菜が萌え、海にはホッケやコウナゴがやってきます。コウナゴの生炊きシラスをつくる醤油と水飴の匂いが町中に漂います。連休頃からは、寿都湾で養殖する牡蠣が水揚げされます。朱太(しゅぶと)川の栄養で育てられた日本のどこにも負けない美味しい牡蠣です。

毎年7月の神社例大祭では、町のなかをお神輿や奴、花山が練り歩きます。秋になると、サケの水揚げが始まります。キノコを求めて、山を歩く人も増えます。冬には、ホッケがふたたび現れます。この時期のホッケは飯寿司の材料となります。自然の恵みによって、寿都は生かされてきました。これからも生かされていくことこと

 

人間がそばに立てば、わずか数十秒で死んでしまうような強烈な放射能を持つ核のゴミ、無毒化されるまでに10万年もかかるような核のゴミ…。残りまでに危険なものを、私たちの町に持ち込ませるわけにはいきません。子どもたち、その子どもたち、さらにその子どもたちが寿都で平和に生きていくためにも、声を上げるべきだと私たちはまずました。

片岡町長にお願いです。私たちの美しい街を売り渡すようなまねはやめてください。

文献調査への応募はやめてください。

町民の皆さん、北海道の皆さん、全国の皆さん、私たちにお力をお貸しください。

私たちは、寿都を守るため立ち向かっていきます。

2020年9月10日「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」

 2020年9月10日「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」

 


www.change.org

近隣黒松内町から開始された署名

 

http://ksueda.eco.coocan.jp/1031.pdf

北海道知事宛て署名