becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

対話の場でのガラス固化体に関するNUMOの説明に疑問

3月15日に開催された寿都町第8回対話の場について
ガラス固化体不良品のNUMOの説明には大きな間違い、あるいは故意に虚偽の報告をしていると言わざるを得ない。

(はんげんぱつ新聞の末田さんが核のごみキャンペーン関西の例会で指摘)
https://www.youtube.com/watch?v=UampSUfFn7s
動画記録 開始50分から約10分間
イエローフェーズや原子力学会が安全性を確認したという説明の問題点ttp://ksueda.eco.coocan.jp/waste0809.html
※六ケ所で製造されたガラス固化体は60本のうち大半は地層処分に問題のある「粗悪品」安定したガラスが放射能を封じ込めるという推進派の説明は、成り立たない。

 

高レベルガラス固化体では、ガラスに放射能が溶け込まないイエローフェーズが問題になっている。
NUMOは「海外で製造されたガラス固化体は適切に運転され、検査された上で日本に返還されている」などと説明しているが。どのような検査をすればイエローフェーズの有無を確認できるというのか。現実に即した詳しい説明をするべきだ。
これまでに政府との会合でこの点について数度、うかがってきたが、キャニスターステンレス容器の内部を透視検査することは不可能なため、推量を机上の計算で行って報告しているに過ぎない。キャニスターの個々が均質であるかどうかが問われている。

 

このような内容の説明をするNUMOと国(経産省)に公然と回答してもらいたい。

虚偽を地域住民に知らせて安心させようとするものであり、事実に即していない。
今年は秋にも概要調査以降に進むかどうかを問われている中、
このような説明を繰り返す「対話の場」はいかがなものか。

北海道民として許しがたい。

 

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再処理施設高レベル廃液ガラス固化設備の安定運転条件検討結果報告日本原燃株式会社H20.6.11)より

nfl.co.jp/press/pressj2008/pr080611-1.html

 

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