becquerelfree’s blog

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「北海道電力第93回定時株主総会」6月28日午前10時

6月28日午前10時に、北海道電力第93回定時株主総会が行われます。
(会場:札幌ビューホテル大通公園 地下二階ビアリッチホール)
 ※昨年までと同じ場所(旧東京ドームホテル)です。
 
北海道電力第93回定時株主総会に於いて、会社側の議案が1から3号議案
 第1号議案「余剰金処分」
 第2号議案「取締役14名選任」(昨年より1名増/17名のうち3名退任)
 第3号議案「監査役4名選任」(昨年より1名増/7名のうち2名退任))
 
第4~9号議案は
脱原発をめざす北電株主の会」の議案として提案します。
 
  第4号議案に 「電気事業 ただし原子力発電方式を排除する」
  第5号議案に  「泊原発周辺地域との原子力安全協定締結」
  第6号議案に 「会社は株主権行使を阻害しない」
  第7号議案に 「取締役の解任」
  第8号議案に 「使用済核燃料・放射性物質の安全保管と管理技術者の育成」
  第9号議案に 「地熱発電の推進」
 
話題の第10号議案「取締役佐藤佳孝氏を解任する」(ほくでん会長解任)は、
もともとは、脱原発をめざす北電株主の会」の議案として提出したかった議案ですが、
会社側から「定款変更にそぐわない」とし、退けられたため、提案を見合わせたものです。
基本的には、そろそろ会長など役員交代の時期と観ていますが、
提案理由に、経営難と「泊原発を稼働」を含む経営判断の責任を会長に課し、
経営体制の刷新のため同氏を解任を提案するとしています。
「稼働するために規制委員会に、積極的説明をすべし」とし、どうやら原子力推進派の手何のようですが、
真意が判りにくいため、反原子力派の議決権行使で同調すべきか悩ましいところです。(攪乱目的か?)
 
また、本年度は、賛成率の高かった2つの議案は受理されたものの、北電は結局、招集通知に記載しませんでした。
 これは事実上、株主権行使の阻害に当たる行為に受け取れます。
  
 原子力事業は電力会社が行っています。
 株主ではなくても、消費者であり住民であるステークホルダーへの説明責任は、会社法
公式に決められているものですので、電力会社へ意見を寄せたり説明を求めていただけます。
 
 公の手続きを踏んで北海道電力株式会社に事業内容を見直し、泊原発を持つ前のように、
株配当の高額な優良企業に戻ってもらいたいものです。
・2020年までに北電を含む電力各社は分社化します。
法務省株主総会に係る会社法改正のため有識者委員会を設置し、すでに検討に入っています。
 
 上の事情から、脱原発株主運動が益々やりづらくなるだろうと予測しております。
 様々な意味において、今年の株主総会に注目していただき、応援をお願い致します。
 
<追記>取締役などの報酬額について
28年度役員報酬総額は17名で年額3億5700万円(1億3200万円増)!!
    監査役は7名で       7100万円
                   ↑上の表記は年額なので12ヶ月かける
    取締役        月額 5000万円以下と規定  
    監査役        月額 1100万円以下と規定
 
 上限だけを記してあり役員それぞれの報酬額はいまだ不明なままです。
 
以上

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