becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

2月9日の道新の小樽後志欄。核のゴミに揺れ動く寿都と神恵内。

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インタビューを受けた寿都町民からのコメント

・文献調査から精密調査終了まで20年の長い年月に、今の人口の半数はこの世にはいないだろう。更に処分場建設を終えて核のゴミが搬入されるのはそれから10年後という。その時に町はどうなっているのか、どう生き残れるのかを決めるのは今の40代以下の方々、ならば今はしっかりと自分の意思を明らかにして町づくりに参画をすることを期待したい。
・核のゴミの処分場の選定プロセスで「途中で離脱する場合の手続きについて」を先日の国会での立憲の逢坂議員が質問について政府は「反対意思の伝達を法令で定めない」とした。今までの色々な事例では、マニュアルや前列がないとの言及で事がうやむやにされていることから、今回の永久に保管義務が生じる事にはきちんとした対応が望まれのではないか。それが示されないとなるとなし崩し的に調査が進められると危惧、過去の事例を見ても住民の幸福よりも国の利益が優先し強制的に事業が進められといる。
禍根を残さないためにも住民の総意が基づく「住民投票」を行い判断を決めるべきかと思うが。
・今月中にも始められる「対話の場」は無理やり選定を決める雰囲気づくりの場ではなく、原子力政策も含めた活発な議論を多くの住民を交えて行うべきと思う。決してほんの一部の方々で、非公開や会議録も無いなどの非民主的なやり方を住民は求めてはいない。更に、「対話の場」に参加するメンバーは住民の代表としての意識をしっかりと持ち自己の意思を明確に表示することが大事であり、それができないと思うのであれば、いさき良く辞退すべきかと。町づくりは他人任せにする時代はとっくの昔に過ぎていることを自覚してほしい。