becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会 11月1日お知らせ

 
【11/1 新聞折り込みしたチラシを紹介】
 本日(11月1日)に、町内に新聞折り込みしたチラシをご紹介します。折り込んだチラシは白黒だったのですが、Facebookではカラーで紹介します。メインは、寿都町全議員への要望書提出です。
 裏面には、小泉元総理講演会にあたってのお願いを掲載しました。ご参加される方は、スリッパや上履きのご持参をお願いします。また、お近くの方は徒歩で、遠くの方はクルマを乗り合わせるなどして、混雑緩和にご協力をお願いします。なお、交通整理ボランティアはすでに集まりました。
<要望書の一部紹介>
 10月23日、私たちは、片岡春雄町長に「寿都町における特定放射性廃棄物最終処分施設建設地選定に関する文献調査への応募に関する住民投票条例」の制定を求める署名簿を提出しました。片岡町長は10月8日に文献調査への応募を表明、9日に東京で応募書類を提出しましたが、私たちの請求は地方自治法に則って行ったものですから、片岡町長は、自身の行った応募とは関係なく、請求を受けた日から20日以内に議会を招集し、議会に付議しなければなりません。
 今のところ、11月12日頃に臨時議会が開かれると聞いております。その議決の際に、賛成票を投じてください。
 高レベル放射性廃棄物最終処分場に関わる文献調査については、賛成・反対の意見をそれぞれの議員さんがお持ちであることは、重々承知しておりますが、住民投票条例への賛成・反対は、それとは別のことであるはずです。
 NHKの報道によりますと、今年2月から8月まで、議会全員協議会の場において、高レベル放射性廃棄物最終処分場に関わる議論がなされていたといいます。しかし、その議論は町民から見えないところで行われてきており、議事録は公開されていません。8月13日の北海道新聞の報道によって、この問題が明るみに出て以降、片岡町長は、産業団体や町民への説明会、また、NUMOや経済産業省を呼んでの説明会も行ってきましたが、反対や憂慮の意見を述べる町民との議論は平行線をたどってきました。10月8日に行われた議会全員協議会も非公開でした。その場では、議員の議決も取らなかったと聞いております。
 つまり、片岡町長は、町民の意見は聞き捨て、議員の議決もないまま、まったくの独断で、今回の応募に踏み切ったのです。町民も議会も軽視されたのです。文献調査への応募は、町長ひとりの判断で進められるという法律的な欠陥があり、それを逆手にとった、非民主的なやり方でした。応募の根拠としたのは、「私の肌感覚では町内の過半数以上の賛成を得られていると感じる」という個人的な印象にすぎません。
 私たちは、8月から9月にかけて文献調査に反対する署名を集めていましたが、「反対なんだけど、署名はちょっと…」「勤め先から署名するなと言われていて…」などという言葉を聞かされることが一度や二度ではありませんでした。約800名の署名をいただきましたが、私たちの肌感覚では、拙速かつ、町民を無視した独断的な文献調査への応募に反対意見や疑問をもっている人は、はるかに多いと感じます。
 しかし、町長の肌感覚と私たちの肌感覚のどちらが正しいのか、言葉で争ってもしょうがありません。賛成する町民が多いのか、反対する町民が多いのか、それを把握するためには、無記名の住民投票を行うことが一番です。賛成が多いのなら、片岡町長は胸を張って、今回の応募は正しかったということができます。反対が多いのなら、応募は撤回してもらうほかありません。しかし、反対が多くとも、それを認めて、潔く身を引けば、片岡町長のこれまでの業績がすべて崩れ去ることはありません。ここで住民投票をせずに、来年秋の町長選挙まで、現在の片岡町政が支持を受けているのか否かごまかしたままにすることは、ますます町の分断を進めていくことにつながるでしょう。そして、来年秋の町長選挙で片岡町長が落選するような結果となれば、片岡町長自身にも大きな傷が付くことになります。町民の会の会員も、これまで片岡町政を支持してきた者が大半です。片岡町長のこのたびの非民主的かつ独裁的なやり方に直面し、戸惑いつつも、反対の声をあげてきましたが、これ以上、争いを引きずることは好んでいません。この問題は、いま、白黒をはっきりさせた方がいいのです。住民投票の実現に力をお貸しください。

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