北海道寿都町長、核ごみ判断延期 「9月無理」、文献調査への応募
原発の高レベル
放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階の文献調査に応募を検討している北海道
寿都町の片岡春雄町長は26日、町議や地元産業団体との非公開の意見交換後に記者会見し、「手応えは厳しい。9月中の判断はまず無理だろうと思う」と述べ、延期する方針を示した。
町役場であった
意見交換会には約20人が出席。片岡町長によると、「情報が少なく不安」「文献調査するだけでも町のマイナスイメージにつながる」などの意見が出たという。
片岡町長は判断を延期する理由について「考えが伝わっていない。もう少し時間をかけたい」と話した。