岩内町の仲間から驚くべきニュースが届きました。
寿都町片岡町長が泊原原発も近いのもあり放射性廃棄物最終処分場の誘致に前向き
片岡町長は6月議会で寿都町議会議員協議会で放射性廃棄物最終処分場建設について言及。
将来的町財政安定のため処分場を検討すべきとのこと。
6月に寿都町内の経済団体(漁協・商工会・建設協会・観光協会・水産加工)に対して、北海道、経産省からの勉強会をした。
調査しても建設までは20年以上かかるそうである。片岡町長は早く手を挙げなければ他に決まってしまうので早めに手を挙げるべきとのこと。
調査に20億、最終的に90億などの数字が踊っている。
経済団体は、年配が多いので、各団体の若者と意見を聞いてほしいということで
8月26日か27日に、寿都町議会議員全体の協議会と各経済団体の若者と話し合いを持つことになった。
このことを踏まえ、片岡町長が最終処分場の誘致表明をする段取りとなる見込み。
寿都町は寿カキ・ホタテ、ホッケ、また漁協直営の店舗を寿都港に持ち、ニセコ町には寿都町産品のアンテナショップを経営しており、生炊きシラスのつくだ煮などの特産水産加工品も多い。
道の駅ではイベントで生炊きシラスの実演のシラス丼、ホッケの詰め放題、地引網ひきなど創意工夫をして地場産業の育成を地道にしてきている。
これらの努力を根底から覆す片岡町長の「放射性廃棄物最終処分場」誘致への言動である。
片岡町長は寿都町の経済発展に力をいててきているが、寿都町直営の風力発電を行っており、電気を北電が買い取りをしている。このことにより町財政に数億円の歳入となっている。
新たに洋上発電への勉強会もしている。
(ここまでは良しとしても、北電への過度の寄り添いが処分場誘致へとなったことは想像に難くない)
泊原発再稼働に対し、後志管内全自治体または30k圏内自治体の意見を聞くべきとの後志管内自治体が多い中、片岡町長は安全協定を締結している岩宇4町村が意見を言うべきとの見解を表している。
「後志・原発とエネルギーを考える会」は会議をもち対応を協議することとなっている。
岩内町 佐藤英行