ほろのべ「核のゴミを考える全国交流会」報告
核廃棄物誘致に反対する道北連絡協議会が全国に呼びかけ、毎年恒例となっている
「ほろのべ 核のゴミを考える全国交流会」が、
7月29・30日幌延に隣接する豊富町で行われた。
この催しは今年で8回目を数える。
7月29日(1日目)豊富町セミナーハウス
主催者である道北連絡協議会を代表し、久世薫嗣さんが開会挨拶をされた後、
分散会と交流会で各地の活動報告などをしました。
この中で、地域の報告として、本年5月25・26日、経産省が主催し札幌で開催した自治体向け説明会について問い合わせたアンケートの中間報告をしました。
(7月上旬、脱原発ネット釧路とベクレルフリー北海道が共同して全道179自治体にアンケートを郵送。昨年、道北連絡協議会が64自治体に対して行った質問と同様の内容)解析情報は道北連絡協議会と共有します。
7月30日(2日目) 午前10時、ゆめ地創館を訪れ、 「ほろのべ核のゴミを考える全国交流会実行委員会」代表委員三名の名前で(鷲見悟・久世薫嗣・東 道)以下のような内容の申し入れ書を日本原子力開発機構へ申し入れました。
(申し入れ内容)
- 住民・道民との約束である「三者協定」に基づき、20年程度の研究期間を守り研究の終了年度と終了後の施設の解体・埋戻し時期を明確にしてください。
- 「核のゴミ」の問題は世代を超えた問題です。地震列島で地下水の多い日本においては、「地層処分方式」は、あまりにも無責任な方針です。根本的な見直しを求めます。
12:30~ 講演会 豊富町定住支援支援センター
講演会 「核ゴミのゆくえ・・モンゴルでの動き」
講師:今岡良子 氏(大阪大学准教授)
↑ 朗読劇で、それぞれの役割を演じる参加者
↓ 申し入れ書
北海道新聞7月31日 記事