小樽建協会長の吉本正則氏のインタビュー
【小樽建協について レポート】
・災害かけつけ隊は55社よりなり、5班で構成される。今年初めて訓練に参加。
・2週間前から訓練の準備をしてきた。
・今回参加の除雪車は2台。
・近隣の除雪は2社10台で行われている。
・小樽には何十台という除雪車がある。
・かけつけ隊には40台から50台の除雪車があり、それ以外にもリースができる。
・原発災害時だけでなく、自然災害のときも協力する。
・この臨時ヘリポート周辺は北電が毎日除雪。
・ヘリ発着に必要なのは20メートル×20メートルほど
・訓練が天気のいい秋に行われることに対して色々言う人もいたが、こうして冬の訓練ができたことはよかった。
・小樽建設協会の会長は岩内の人。
・高橋知事は会見で、HBCの記者の「実際事故が起きて放射線被ばくのおそれのあるときに小樽建協は動けるのか」との質問には「協力してくれると信じている」と回答。
・朝日新聞の加賀元記者と話す。福島原発事故以降の冬期訓練は昨年共和町で行われたものが初回。今年の訓練はもともと泊だけで行う予定だったが、小樽建協が参加することになり共和町も含まれることになった。そのための協議で訓練の告知が遅れ2月2日となった。今回の訓練の主な目的は小樽建協のお披露目だろう。
【インタビューの書き起こし(約8分)】
吉本氏:あとリースもあります。
朝日新聞・加賀記者:ああ、なるほど。今日は3社で?
吉本氏:6社です。6社で28人。除雪車は2台です。
加賀記者:ヘリコプターは20×20?
吉本氏:20m×20mです。
加賀記者:1時間(2時間?)くらいで作れるんですか?
吉本氏:大丈夫です。(聞き取れず)ほとんど準備してますんで、しっかりその、除雪作業というのは、我々としては、しっかりやれたと思います。今回電力さんの方で、北電さんの方で、やってる道路、使ってる道路に、北電さんの管理してる道路に・・・
(1分ほど、しばらく聞き取れず)
加賀記者:(ヘリポートとして必要な20m×20mの平地)他にも作れる場所はある・・・?
吉本氏:作れる場所はあると思います。
HBC記者:(質問聞き取れず)
吉本氏:いやもう、この地域にいる者として、あらゆることをもう、やりたいと。建設業者としてもですね、いち住民としてもですね、しっかりと・・・
HBC記者:協力したいというお気持ちが・・・
吉本氏:はい。そうです。
HBC記者:(質問聞き取れず)
吉本氏:先ほど言ったようにね、専門的なことについては我々、無知ではあるわけです。それはその、電力さんの方と(聞き取れず)、打ち合わせの中でやりながら、我々ができることは、我々がやるということでですね、それについては、もっともっと力を入れて、小樽管内全部から、駆けつけるという、いざという時にですね。そういう組織なんです。災害かけつけ隊というのは。今55社ですか。55社で、それそれの地域5班作って、やってます。まあ管内でなくてもですね、要請があれば駆けつけますよ。
(しばらく聞き取れず、HBC記者の質問終了)
道新記者:(質問聞き取れず)
吉本氏:いやもう是非、人命に関することであればですね、あらゆることは、我々できることはやります。それは断言できます。そのために作った組織ですんで。
道新記者:ただ、何かそういう、方策とか、どんな事が起こるか分かんないわけですけれども、どんなことが起きるのかっていうことは・・・
吉本氏:これからです。訓練を重ねて、あの・・・そういう訓練を何度も重ねないとですね、課題のクリアもできませんしね、ですからまあ、我々の、建設業者のできることであれば、何でもしていきたいと。はい。よろしくお願いします。
TVH記者:同じ質問になって申し訳ないんですが、
吉本氏:はいはい。
TVH記者:今日あいにく、ヘリコプター飛ばなかったんですけど、訓練をされてみて、感想は?
吉本氏:もう、良かったですね。我々としては、打ち合わせから、何度もあの、担当者、あの・・・出てもらって、それであの、いろんなことが、「ああ、こうなんだ」ってことが、初めてのことなんでね。だけどここに参加した人がもう、我々も今度こういうことでね、頑張らせちゃうという気持ちが、高揚するわけですよね。それをまた(聞き取れず)、いろんな形で、皆様方にね、我々のやはり使命と言いますか、そういうことについてね、頑張っていかなきゃいけないよと。今日来てるのは本当に社長とか、管理職とか経営者。幹部職員が来てますので、それを、きちっと、組織体として、やっていきたいなと思っています。
TVH記者:こういった訓練の意義ってどう考えてますか?
吉本氏:いや、意義はいざという時に、いろんな形があると思います。特にこの頃北海道も、豪雨であるとかですね、いろんな形で、災害がありますでしょ。(聞き取れず)まあいろんな災害を我々が、やってるという意識はありますんでね。まあ、意外と、いいイメージないじゃないですか建設業者って(笑)。(聞き取れず)まあ地域の人に恩返しをしたいのと、ありますので、努力していきたいと思います。