泊1号機配管に神鋼の不正製品 北電、安全性は確認?
北海道電力は2日、神戸製鋼所の製品データ改ざん問題を受け、泊原発(後志管内泊村)1号機の配管に検査データが改ざんされた製品が使用されていたと発表した。
北電は耐圧試験を行い安全性を確認、日本工業規格(JIS)も満たしているとして、配管の交換はしないという。 非常用ディーゼル発電機の冷却用配管について、検査証明書が神戸製鋼所の子会社によって書きかえられていたという。一方、3号機の原子炉格納容器など安全上重要な設備の部材では改ざんがなかったことを確認した。北電は本年度中にも、最終的な調査結果を原子力規制委員会に報告する。
(▲北海道新聞2月3日)