<日本原燃>からの回答
2月14日の会合の前に福島みずほ事務所を通じて日本原燃㈱会社に提出しておいた質問に対する回答が会合の最中にFAXで届きました。
福島みずほ事務所 御中 2017年2月14日
日本原燃㈱会社
ご質問の回答について
拝見、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配
を賜り、暑くお礼申し上げます。
さて、2月13日付けにてご質問を頂きました件につきまして、別紙のとおり
回答いたします。 敬具
(お問い合わせ窓口)
日本原燃株式会社 東京支社
〒100-0011 東京都千代田区内幸せ町二丁目2番3号
日比谷国際ビル
TEL:03-6371-5800
FAX 03-6371-5808
質問①~⑤質問と回答
①再処理等拠出金法が施行になって再処理事業者として、変ったことは何か?
回答:再処理等拠出金法が電力から機構に変わったが、業務を追行する上で
は、これまでと何ら変わりはないと考えている。引き続き安全確保を前提に、
業務を追行してまいりたい。
②一昨年の12月から減容化処理が行われていた再処理工場で出る雑個体廃棄物について、昨年11月までに2708本行われたという数字を聴いている。この数字は事実ですか?
※今までの分は800トン40年。約32,000トンの分。
回答:2015年12月から2016年11月までに再処理工場で出る雑庫廃棄物の
減容化処理の本数は公表しておらず、2708本については承知していない。
なお、県、村との安全協定において、減容化処理した雑庫体廃棄物を含む貯
蔵数を報告している。
③焼却処理の際に排出される煙などに含まれる放射性物質を含む有害物をフィルターで、どの程度除去できるのでしょうか? また、それを示す根拠となる実験データなどがありますか?
回答:焼却処理の際の排煙は、排ガス洗浄塔での洗浄、冷却、凝固器での冷却およ
び高性能粒子フィルタでのろ過を行っている。高性能粒子フィルタは粒子除去
効率を検査している。
④再処理工場で出る雑個体廃棄物の減容化処理では、現在、どのような処理方法が行われていますか? また、減量化でどの程度の効果があがっていますか?数値があるならば数値でお答えください。
回答:再処理工場で発生する雑個体廃棄物の減容化方法としては、可燃性の雑
庫体廃棄物は焼却処理、難燃性・不燃性の雑個体廃棄物のうち、減容可能なも
のは圧縮容処理を実施している。減容処理の効果は雑個体の性状等により異な
るため、定量的には説明できない。
⑤日本原燃と使用済核燃料再処理機構の間で公に取り交わされている事業契約の
期間はいつからいつまでのスパンですか?
回答:再処理工場の廃止措置が完了するまでの契約としている。
以 上