becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

金属廃棄物のクリアランスレベル

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2016年7月8日 北海道新聞日刊(全道版)

 

道新のクリアランスレベルに関する説明は不十分だ。
2012年に作られたクリアランスレベルは指定廃棄物(除染土などやがれき)に関するものであった。このクリアランスレベルは震災前は100ベクレルであったものを8000ベクレルまで引き上げてしまった。金属廃棄物に対して再利用に運用して良いものだとは、震災以前は認識されていない。

 

リアランスレベル以下の区分の放射性廃棄物も、比較的低レベルといっても、あくまで近寄ったら瞬時に死んでしまうほどの汚染値の特定放射性廃棄物に比較すると・・・であって、政府が区分しているクリアランスレベルでさえ8000ベクレル/㎏となっている閾値が、さほどの汚染ではないかのように記すのは誤魔化しでしかない。

リアランスレベル以下という言葉の美しさに騙されない、慣れないようにしなければならない。

 

▼下は 朝日新聞 空間線量計測定して「低い数値」などと言っているが、

 この事業は、加工中は一切測られない。熱によって気化する核種も慮されない。

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下は 本日の室蘭民報(苫小牧のSさんから送信された切り抜きの画像)

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 釧路駅前行動でKさん掲げた手作りのプラカード