becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

廃炉金属60トン室蘭着

茨城県にある「東海発電所」国内初の商用原子力発電黒鉛炉 16.6万kW 事業者(日本原子力発電)1998年3月31日運転終了。

本日2016年7月7日 9時30分過ぎ「東海発電所」より、放射化された廃炉金属約60トンが予定通り、「日本製鋼所室蘭製作所 」専用バースへ着岸された運搬船から、120トンクレーンを使い、8体「クリアランス金属専用容器」に入れられ2台のトラックで保管専用日鋼ヤードに移動された。(総量60トン)

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写真は苫小牧から室蘭へ監視に行ったS氏からの報告

ツイキャスで動画配信もしていた。空間線量を測定するための機器を用意したが、様子を見守った場所は対岸で、2、300メートルほども離れた場所だったため、空間線量計は通常通りであり、異常を検知することは不可能だった。
 

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本日 2016年7月7日 北海道新聞夕刊(全道版)


脱原発をめざす北電株主の会 関根事務局長はフェイスブック
以下のようなメモを記している。

 

東海村廃炉で出た金属が室蘭に持ち込まれた。

6/28に説明会を開いてから10日ほどしか経っていない。

・金属に、どのような核種が含まれているかも明らかにしていない。

・搬入された放射性金属の放射線量が公開されていない。住民が放射線量を監視する必要がある。

・高レベルに被ばくした金属を運搬作業に当たる人の被爆。

・持ち込まれた室蘭での被爆。

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・溶鉱炉で高温になり気化した放射性物質の空中への拡散と室蘭周辺の放射線被爆。

・溶鉱炉に残った残渣の放射能は濃縮され高レベルになる。その残渣の最終処分場は無い。

・放射性金属を溶かした溶鉱炉は放射能に汚染され、高レベル放射性廃棄物になる。溶鉱炉の最終処分場は無い。