泊発電所の安全対策に関する地域説明会
2016.5.17(火) 18:30~20:30古平町 沢江ふれあいセンター
北電社員 6名/参加者 12名
Q1. 安全対策は一生懸命しているとは思うが、想定外はある。万が一、事故が起きた場合の逃げる算段が
なかったので説明してほしい。
A (地域の防災計画についてとみての返答)
国の指針により各自治体が策定することに。
PAZ、5キロ圏内とUPZ、30キロ圏内の各地域に分けて国、道、自治体が判断・指示する事になっている。
Q1. 各自治体まかせ、ということなんだね。
具体的に、(避難時に)人を動かす方法に限りがある。逃げようがない。
お手上げになる状況は変わらない。積丹・古平は孤立してしまう。
Q2. 原子炉建屋は大丈夫と言うが、古平町の策定では、直下型も考えている。
泊で直下型地震の震度の想定は?
Q2. 避難にしても、熊本の地震で、新しい橋でも壊れている。
積丹など普段から落石があるのに、国道229号は、通行不能になる。
津波にしても、余市の富沢では海抜2m。229号の海沿いも同じで、逃げられない。
過小の津波でも逃げられないのに、なぜ再稼働なのか。
原発は対策しているからと言っても、古平・積丹は逃げられない。
原発だってそうなれば、職員は駆けつけられないんじゃないか。想定外はありえない。
Q3. 同じように、避難に関連したことですが。
5キロ圏でも30キロ圏でも、被害の影響は同じです。しかも逃げ道のない30キロ圏の地域に
してみれば分けるのはおかしい。そうゆう枠を外せないのか、国や道に提案できないのか。
また、避難計画を自治体まかせにして逃げ腰では。国・道・自治体・事業者で一緒に作らないのも
おかしい。
A (作業部会の説明をスライド参照しながら説明)
けして、逃げ腰ではなく、作業部会に参画しているので、避難についても国や道からの要請があれば
協力していきたい。
作業部会の策定について、いつごろ決定されるかは不明。
Q2. みんな不安で心配しているんです。本社にこのことを伝えるべきだ。
A この説明会での議事録はとっていて、もちろん本社にも報告は全てしています。
Q4. 3号機について、排水は海への影響があるので、やめてほしい。
また、泊原発3基あるうち、3号機は長く使えるからなのか。MOXだからなのか。
なぜ、3号機を優先させて動かせたいのか。
A (海水への影響ないことを説明)
(3号機を動かす理由については)…そうゆうわけではない。
Q5. 1・2号機は30年くらい経つ。
なぜ、12号機の安全対策をしないのか。
A 3号機ののちに1・2号機も、対応する。大丈夫。
Q6. 道内の泊以外の発電所は、何か所あるのか。ほかにも沢山発電所があれば電力は足りるのでは。
どのくらい北海道ならあれば、電力がまかなえるのか。
A 道内の発電所は、水力55か所、火力12か所、地熱…
(ここで、発電所の数ではなくスライド参照にして、電力量の構成を説明。)
エネルギーベストミックスで安定供給できるようにする。
Q7. 北電の社員は何人いるのか。
A 北電社員は、5,600人います。
Q8. 古平町長も、原発はなくしてほしいと言っている。
原発をなくす、廃炉にする、それに向けた道筋をつけてほしい。そうゆう考えはあるか。
A (今後も~、今のところは~と色々説明していた。結果、そうゆう考えはないようだった。)
- 以上ですが