泊原発を再稼働させない相談会
2016.4.15 13:30~
後志労働福祉センター
1. 開会あいさつ
2. 協議事項
1)北電による安全対策説明会の状況
泊村堀株会場 4月13日18:00~19:30 27名
積丹町余別会場 4月14日18:00~19:30 16名
堀株会場で開会あいさつで言及していないが、余別会場で「髙橋北海道知事より安全対策について丁寧な説明」ということで安全確認協定締結、後志地区に説明会を開催することになったと開会あいさつでの発言。
北電による説明内容
〇北電資料「原子発電所の新基準と泊発電所の安全対策」により説明
「4.泊発電所における安全対策」の説明に入る前にDVDにより説明。
北電資料による説明は、各ページに記載されていることを読み上げ説明(両会場とも同じ説明)
質疑応答
・堀株会場
Q.テロへの備えは?
A.警察・自衛隊・保安庁との連携を図りそれぞれの段階で対応
Q.事故対応として冬季、そして2月29日30日の爆弾低気圧によるような訓練はしたのか?夜間の訓練は?
A.資料42ページのように訓練
Q.ニセコ・比羅夫地区は外国人の観光客、及び不動産投資が盛ん、事故が起きたときの補償問題、諸外国との国際的信用問題は?
A.法律に基づいた原子力賠償制度で限度額1200億円(国際問題に言及せず)
Q.電力は不足していない、あらゆるエネルギー源(無限な再生エネルギー)を使用してはどうか?蓄電の技術も進んでいる。
A.すべて原発とは考えておらずエネルギーミックスの中で電力安定供給のため原発の再稼働が必要。
Q.事故の訓練及び事故に対する人の確保は?
A.31,32,37,38,41,42,45ページで説明。人員は37ページで説明。6名プラス35名が夜間及び休日の対応に当たり、平常は社員500名、関連会社社員1000名計1500名で対応。緊急時でも確保できる。
Q.建屋部分の岩盤、地滑り亀裂の確認や対策は?
A.地震・津波・地層の調査は学術的見地から調査、断層、地滑りが発生するところには施設は作らない。
Q.福島の問題があるのに、また安全対策に莫大なお金をかけて再稼働する理由は?
A.電力の安定供給、燃料費が経営を圧迫、2度の値上げ、よって再稼働は必要。
Q.使用済み核燃料の数は?
A.1~3号機で981体。六ヶ所が稼働しなくても15年大丈夫。6ヶ所が稼働したら使用済み核燃料の問題は解決。
Q.新電力・自家発電・自然エネルギーなど考えると電気は足りているが?
A.苫東厚真火力発電所は大出力なので止まるときのリスクがある。
余別会場
Q.放射能測定器とは?
A.38,41ページにより説明。積丹町は余別にあり、データは道庁、役場で見れる。
Q.余別、神岬、幌武意、古平港で海水温を見ているが海水温が高い。原発が原因では?
A.年4回泊発電所環境監視協議会では原発による影響はないとされている。温度差7度を超えないようになっている。
Q.トンネルが多くラジオからの情報が入らない。今日婦人会の会合とぶつかっており参加がすくない。日程に問題があるのでは?
A.60数回開催するので、参加できない方は他の会場、ホームページでお願いしたい。今後に生かしていきたい。
ラジオ受信については広報車が巡回することとなっている。
Q.放射能汚染水対策については?処理できるのか?
A.まず格納容器を壊さないこと。仮に170トンの汚染水の場合地下に大きなタンクがある。そういうことがないようにする。あっても地下にためることができる。
2)今後
3.次回相談会の日程
4.その他