becquerelfree’s blog

NO NUKES,ONE LOVE

「平成28年度原子力防災訓練視察報告会」道民視察団

平成28年原子力防災訓練視察報告会】
日 時 3月18日(土) 18時30分~20:00
会 場 エルプラザ2階・環境研修室1 (定員38人先着順)
講師:道民視察団 関根達夫・深町ひろみ・公平孝一
進行:マシオン恵美香
参加費(資料代金込み):500円
主催:道民視察団(太田規之 代表)

f:id:emikamassion:20170322040620j:plain

昨年2016年11月13日、14日に国と北海道が合同で開催した原子力防災訓練
関根達夫さんが道外視察団バスルートを視察した報告をされました。

道民視察団は11月13日 22人でマイクロバスをチャーター
11月14日の道民視察団が4大の車に分乗。それぞれの実働訓練場所を視察。

f:id:emikamassion:20170322045141j:plain

f:id:emikamassion:20170322043358j:plain

f:id:emikamassion:20170322051201j:plain

f:id:emikamassion:20170322051142j:plain

f:id:emikamassion:20170322051124j:plain

f:id:emikamassion:20170322051035j:plain

f:id:emikamassion:20170322051014j:plain

f:id:emikamassion:20170322050952j:plain

f:id:emikamassion:20170322050935j:plain

f:id:emikamassion:20170322050918j:plain

f:id:emikamassion:20170322050903j:plain

f:id:emikamassion:20170322050835j:plain

f:id:emikamassion:20170322050809j:plain

f:id:emikamassion:20170322050735j:plain

f:id:emikamassion:20170322050716j:plain

f:id:emikamassion:20170322050656j:plain

f:id:emikamassion:20170322050632j:plain

f:id:emikamassion:20170322050609j:plain

f:id:emikamassion:20170322050551j:plain

f:id:emikamassion:20170322050536j:plain

f:id:emikamassion:20170322050515j:plain

f:id:emikamassion:20170322050459j:plain

f:id:emikamassion:20170322050445j:plain

f:id:emikamassion:20170322050431j:plain

f:id:emikamassion:20170322050418j:plain

f:id:emikamassion:20170322050352j:plain

f:id:emikamassion:20170322040725j:plain 

2012年から北海道原子力防災訓練視察参加を継続している深町さんが

11月13日、公平号で早朝6時半に札幌を出発し、共和町オフサイトセンターや、

神恵内で行われた仮設へリポートや用配慮者の避難などを報告。

共和町オフサイトセンターで行われていた動きの中で、アナウンスされていた訓練の実施内容報告と、実際の動き、想定時間などのスキップがあったと指摘しました。

f:id:emikamassion:20170322043503j:plain f:id:emikamassion:20170322043552j:plain

共和町オフサイトセンター

f:id:emikamassion:20170322040606j:plain

年明け2月4日の冬季原子力防災訓練の実施内容を報告する公平さん


泊周辺の原子力防災訓練や避難に関する実際の受験など、まとめてお話しされました。

公平さんは2月4日に行われた日本で一番最初の「冬季原子力訓練」についてと

過去の自然災害実績から判ることとして、北海道における原子力避難訓練全体をまとめました。

 PAZ, UPZの同心円と地図を示しながら、平成16年2月末から3月2日まで避難路が途絶していたことなどを指摘。

f:id:emikamassion:20170322045328j:plain

2月4日は、道民視察団は自家用車4台に分乗して参観
総論で、11月、2月の両方の事故想定、現地の地形、風向の傾向、過去の自然災害による避難路の途絶の記録などから北海道原子力防災訓練の内容を全体的に検証し、原子力有事の差の避難困難が予測されるということなどを指摘しました。

f:id:emikamassion:20170322043919j:plain

f:id:emikamassion:20170322044439j:plain

 

f:id:emikamassion:20170322042937j:plain

 

f:id:emikamassion:20170322042757j:plain

f:id:emikamassion:20170322042713j:plain

f:id:emikamassion:20170322042629j:plain

f:id:emikamassion:20170322042457j:plain

f:id:emikamassion:20170322044021j:plain

f:id:emikamassion:20170322042036j:plain

道民視察団代表の太田規之さん

今後も継続して調査研究を行う必要があり、支援をお願いしました。

 

会場参加者から「想定のアマさ」現実の状況に即していない、規模の小ささ、

事故想定と避難を考えると風向が間違っているなどを指摘する発言がありました。

 

 

 

鎌仲ひとみさん講演会 「原子力政策の戦略を知り、変化を生み出すために」お知らせ

鎌仲ひとみさん講演会
原子力政策の戦略を知り、変化を生み出すために」お知らせ

日時:4月22日 14:00~
場所:札幌自治労会館
主催:ベクレルフリー北海道
チェルノブイリデーは毎年、4月26日に行われていますが、
その前段として22日に鎌仲ひとみさんの講演会を行います。
おっちょこちょいな人が26日に自治労会館へ行ってしまうのではないかと、今から心配しています。

※翌日 4月23日 14:00~ かでる2.7
ℐ女性会議北海道・東北ブロック学習交流の集会

日時  2017年4月23日13時~17時

場所   札幌市中央区北2条西7丁目 かでる2.7   510会議室

内容   原発廃棄物処分・幌延深地層研究計画の問題についての学習

演題:「北海道にも迫る核ごみ問題」会場には鎌仲ひとみさんもご参加いただきます。

f:id:emikamassion:20170322035208j:plain

地層処分技術ワーキンググループ「科学的有望地の提示ー名称変更を承認」

2017年3月2日、総合資源エネルギー調査会 地層処分技術ワーキンググループ(核のゴミ処分地選定提案会合 委員の大半が原子力機構やNUMO等の委員会に所属する人々)が、適性の低い地域、適性のある地域、より適性の高い地域という名称変更を承認しました。

 2017年2月28日に親部会である放射性廃棄物ワーキンググループで「科学的有望地」の提示を「科学的有望地に関するマップ(以下マップ)の提示に向けて」p.1<リンク>において、「科学的有望地に関するマップ(以下マップ)の提示」と言い換えることを提案し、了承を得ています。
 この放射性廃棄物ワーキンググループも個別委員にご説明することでほぼ了承を得ました。

・適性の低い地域
 (処分場選定調査によって、処分地としての適性が認められることが期待しにくい)
   ↓  
 好ましくない特性があると推定される

・適性のある地域
 (処分地選定調査によって、処分地としての適性が認められることが期待できる)
   ↓
 好ましい特性が確認できる 可能性が相対的に高い

・より適性の高い地域
  (処分地選定調査によって、処分地としてより高い適性が認められることが期待できる)
   ↓
  輸送面でも好ましい
 
 言い換えた理由は、「国による科学的有望地の提示」を「マップ」の提示と表現し、「適性のある地域」及び「より適性の高い地域」という表現が、処分地に決まったかのような印象を与えるとの

批判を受けたため、「耳触りの良い曖昧な表現」にしたことで、かえって理解しづらくなった印象を持ちます。
 
※科学的有望地の提示は今年度中にも・・・としていましたが、4月以降、あるいは5月連休明けか?と延期され、
公表の時期さえ、まだ明確には示されていません。
 
 報告:ベクレルフリー北海道 マシオン恵美香
 

添付画像

Yahoo!ボックスに保存ダウンロード
  •  
    1489….1-1.JPG
  •  
    1489….2-1.JPG
批判を受けたため、「耳触りの良い曖昧な表現」にしたことで、かえって理解しづらくなった印象を持ちます。

※科学的有望地の提示は今年度中にも・・・としていましたが、4月以降、あるいは5月連休明けか?と延期され、
公表の時期さえ、まだ明確には示されていません。


 資源エネルギー庁の意図が具体的に書かれているのが2017年3月2日の資料1 エネ庁説明「これまでの検討成果に関する精査等について」p.23以降に明確に記されています。、「地域の特性区分の呼び名に係る 表現・説明ぶりの精査・充実等(精査の総括)」リンク

 2016.9.5放射性廃棄物ワーキンググループ提示エネ庁資料

f:id:emikamassion:20170322023844j:plain

2017.2.3 地層処分技術ワーキンググループ提示エネ庁資料

f:id:emikamassion:20170322023921j:plain

・「将来掘削される可能性」
 油田・ガス田、炭坑等の全てを含むものではないこと。
 上記以外の地下資源の個別名称や量、質などに規程がない。 
 基準も規程もなきに等しいので、恣意的に運用できる仕組みでること。

 2017年3月22日

日本原燃からの回答(2月13日勉強会での質問への回答)

本年2月13日に衆議院第二会館で持った「核ごみに関する勉強会」の場で日本原燃に対してした質問の回答が、畠山和也衆議院議員事務所を通じ、本日、届けられました。

内容については精査し、判らない点については再び追質問をしなければならないかもしれません。

質問は、主に再処理に関する技術的、科学的論拠についてですが、サイエンスのセンスがなければ判らない専門的なことばかりです。

Q1の回答の中で際立って「本当?」という印象的な内容は、2012年までに高レベル放射性廃棄物ガラス固化技術の確立ができたと翌年7月26日に国に報告したため、安全運転の確認を達成できているのだとしていることや、試験では温度管理が把握できているとしている点。

Q2では廃液の管理料の増減の差異が大きい理由をお訊ねしましたが、水や硝酸などを補給(薄め)るため増減ができた、保管期間内に水分などは蒸発するが、保有する放射性物質が消失したわけではない(核ゴミの量は変わらない)としています。

 

Q3については質問したこちら側が別の条件のものに対する時間情報を認識間違いしていたようですが、ついでにうかがった算定式は出てきました。

回答内容は下記に。

 

f:id:emikamassion:20170315114739j:plain

f:id:emikamassion:20170315114748j:plain

(報告:核ごみ問題研究会)

 

 

さようなら原発1000万人行動 IN 釧路 アーサービナードさん講演会

さようなら原発1000万人行動 IN 釧路 
アーサービナードさん講演会 アメリカ人が原爆ドームにきいた「核心の話」

f:id:emikamassion:20170314141642j:plain主催:さようなら原発1000万人行動 IN 釧路

本年は、アーサー・ビナードさんをお迎えしました。

11日の北海道新聞朝刊に「自衛隊南スーダンからの撤退」が一面を飾ったため、主に、アメリカと日本の戦後の捉え方や原子力そのものの脅威についてを、新刊絵本「ドームがたり」を解説しつつ、お話しいただきました。

予定していた時間を超過しての大変充実したお話しでした。

また、刺激的な表現に、会場の参加者から大きな笑いや反応の声が聞こえていました。

 

f:id:emikamassion:20170314141707j:plain

そもそも、英語と日本語のセンスが全く違うことにより、翻訳して明確になることがあるということを、「駆けつけ警護」という言葉を引き合いに、解説される場面では

「強い勢力の思惑や意図」を自分自身で考え、判断すべきというメッセージを受け取りました。

f:id:emikamassion:20170314141717j:plain

釧路新聞 3月14日

f:id:emikamassion:20170314142853j:plain

3月12日 北海道新聞 釧路地方版 朝刊

 

f:id:emikamassion:20170314141758j:plain

新刊本「ドームがたり」の一場面

f:id:emikamassion:20170314141741j:plain

会場のロビーでは即席サイン会に長蛇の列

f:id:emikamassion:20170314141815j:plain

厚岸町役場前の「最終処分場はいらない」宣言看板

f:id:emikamassion:20170314141838j:plain

3月10日 厚岸町 図書館「ほんの森」ではコーナーを作ってもらいました。

f:id:emikamassion:20170314141905j:plain

3月11日 午前 講演前に釧路市立図書館に寄贈しました。

f:id:emikamassion:20170314141948j:plain

児童室で読み聞かせする一場面

 

この日の記録については、またのちほど加筆します。

f:id:emikamassion:20170314143654j:plain

映画「太陽の蓋」「チャルカ」~未来をつむぐ糸車 上映会

ベクレルフリー北海道発足5周年記念イベント

映画「太陽の蓋」「チャルカ」釧路上映会 3月26日 釧路芸術館

f:id:emikamassion:20170309155204j:plain

  • 3月26日(日)映画「チャルカ」「太陽の蓋」上映会

  •            90分  130分

  • 上映時間 開始時間 終了時間 

  • ① チャルカ9:30 ―11:00 (1:30)  
    入れ替え 20分
    ② 太陽の蓋11:20-13:30 (2:10)
    入れ替え 30分
    ③ チャルカ14:00-15:30 (1:30)
    ◆島田監督トーク 15:30~16:30(1時間)半券をお持ちの方は参加できます。
    ④ 太陽の蓋16:30―18:40 (2:10)
    入れ替え 10分
    ⑤ チャルカ18:50-20:20 (1:30)

  • 入場整理券は 一作品観覧券 前売り1000円(当日1500円)
           二作品観覧券 前売り2000円(当日3000円)

【チケット取扱い場所釧路市内】

市民活動センターわっと、フィッシャーマンズワーフMOO、

くるる、生涯学習センター2階事務所、FM釧路 など

主催:ベクレルフリー北海道

f:id:emikamassion:20170309155232j:plain ほかの地域のこんなチラシもあります。

f:id:emikamassion:20170309155902j:plainf:id:emikamassion:20170309160004j:plain

3月26日 チャルカ二回目の上映後 15:30から 

島田恵監督トークがあります☆

 

 

 

NUMOからの回答「最終処分事業実施期間において考慮すべき事故について」

「最終処分事業実施期間において考慮すべき事故について」

本年2月14日 参議院議員会館で持たれた会合において、質問していた事項に対し、
NUMOから回答が届きました。

しかし、回答はほぼ、以前に規制委員会が示した見解をそのまま添付したものであり、最終処分事業者として独自の配慮や、想定すべき事故や最悪シナリオなどについて細かく記してはいません。

福島みずほさんが会合当日に求めた質問の意図とは違う形で回答されており、知りたいことが記されていないため、以下のような内容を回答とするには、不満が残ります。
質問意図を説明し、再質問をしなければなりません。以下に回答を公開します。

 

f:id:emikamassion:20170308123328j:plain

f:id:emikamassion:20170308123539j:plain

f:id:emikamassion:20170308123551j:plain

f:id:emikamassion:20170308123603j:plain